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学校長あいさつ

学校長あいさつ 斉藤 栄

 6年間本校で学び高校を卒業した後にどんな道を歩むか、とても大事なことです。6年後、現役で希望大学に進学する。進学はするが不本意である。もう1年、受験生として努力して来春を目指す。全員が大学への進学を希望している「生徒のために」高校卒業時に、どんなレールを敷いてあげられるかは、最も大切なことかもしれません。そして少子化が進む昨今、受験生を集めるにはそれが近道かもしれません。しかし、難関大学に進学しても10年後、20年後に誇りをもって働ける仕事に就いていなければ、幸せとはいえません。私の教え子の中にも、難関大学に進学後、他のことを学びたいと言って再度受験する子、一流企業に就職後、他の仕事に魅力を感じ転職を希望する子などが少なからずいました。遠回りもいいのですが、できればそれをさせたくありません。より一層のキャリアデザイン支援活動を行い、本人の適正に合った、個性を生かせる仕事に就いて10年後、20年後に社会に貢献している卒業生を多数送り出したいと思います。
 そのためには、高い「学力」が必要であることはもちろんのこと、たくましい「体力」、強い「精神力」も欠かせません。それらの育成も6年一貫教育では重要なことと考えます。 また、世の中は国際化の方向に向かって動いています。英語を使って自分の意思を自由に伝えることができる、外国語圏の最新情報を手に入れ思うままに活用できる…。こうした能力を身につけることは、不可欠です。
 本校は「合格者を作る」「人間を造る」「『男』を創る」を目標にしています。『男』の魅力のひとつは「優しさ」だと思います。自分より上の者には立ち向かっても、弱い者と勝負するのは男らしくないと思います。決して「いじめ」の無い「思いやり」のある『男』になって欲しいと思います。
 
  【入学生とその保護者へ】
 入学おめでとうございます。
 心身共に健康で、勉強に運動にチャレンジし、“文武両道”で有意義な中学校生活を送るよう心から期待しています。「入学生およびその保護者の期待に応えるのが責務である」との認識の下、お子さまの教育に全力を傾けて参ります。皆で力を合わせ、今以上に「誇りをもてる学校」にしましょう。              
                              (2009年4月)